夜勤明けの肌でこんな悩みを感じたことはありませんか?
・乾燥している
・ベタベタする
・ニキビが出来てきた
・くすんでいる
・くまができている
看護師歴20年以上の私が伝授します。これ、3つの対策で解決できるんです。今回は夜勤明けの肌荒れを解決する方法を紹介します。
夜勤(2交代)月に5〜6回を15年以上もしてきたけれど、実年齢より若く見られて(お世辞かもしれないけど)肌荒れも気にならないので、効果はあると思います。
夜勤明けで肌が荒れる原因は?
夜勤明けで肌が荒れる原因は、肌のターンオーバーの乱れです。
夜勤をすると体内時計が狂うので、肌のターンオーバー周期が乱れたり、ホルモン分泌に影響がでてしまいます。それによる肌への影響が、乾燥やニキビ、くすみなのです。
夜勤明けで肌が荒れない為の3つの対策
肌のターンオーバー周期が乱れたり、ホルモン分泌に影響を及ぼすことが肌荒れの主な原因なので、3つの対策が有効です。
その3つの対策とは、「保湿」、「栄養補給」、「睡眠」です。
肌荒れ対策:その1『保湿』をして乾燥を防ぎます
夜勤にスッピンで行くのは肌が乾燥するのでNGです
スッピンだと空気中のホコリや、窓から入る紫外線などの刺激により肌に負担がかかってしまうので、ファンデーションを塗ったほうが外部からの刺激を受けにくく肌の乾燥も防ぎます。
でも、フルメイクはお肌の負担が大きくなるので、薄化粧がいいです。
ミネラルファンデーションは洗顔だけで落ちる、つけたまま寝れる、カバー力もあるので、夜勤メイクにおすすめです。
夜勤中でも保湿をすることができます
仮眠前に洗顔をして保湿をするのがベストですが、洗顔が出来なくてもメイクの上から保湿ができるんです。
ミストタイプの化粧水が保湿をするのに便利ですが、水分だけしか与えられなくて逆に乾燥したりすることもあるので、乾燥肌ならオイルが入ったミストを選ぶのがいいですよ。
オイルが入ったミストはdプログラムがあります。
アルージェ(Arouge)モイスチャーミストローションⅡ(しっとり)はオイルが入ってません。炎症を抑える有効成分が配合されています。
あとは、意外に思うかもしれませんが、乳液もメイクの上から使えます。優しく抑えるように塗ると化粧崩れを防ぎます。無印良品の乳液がコスパも良くておすすめです。
メイクの上から保湿をしても肌に悪いとか、毛穴にメイクが詰まりやすくなるとかもないので、安心して使って下さい。
マスク肌荒れ防止の為にも保湿は必要です
マスクを付けていると蒸すので保湿は必要ないかと思われがちだけど、外すと蒸散の時に肌の水分も奪われるのでとても乾燥します。
蒸したマスクの中でアクネ菌などが繁殖しやすくなり、ニキビの原因になります。
マスクがあたって擦れるところも刺激になってかぶれてしまうこともあります。
なので、マスクの中が蒸して汗をかいたらこまめに拭きましょう。マスクのところを広く全体に保湿をすると、かぶれを防げます。
マスクがあたって赤くなるとこには、ワセリンを塗っておくと肌の摩擦が減ります。
夜勤明けのスキンケアは丁寧に
夜勤が終わって帰宅したら、くたびれて寝落ちしてしまうと毛穴にメイクが詰まったままで肌荒れの原因になるし、肌も乾燥しています。
長時間顔を洗わないことにより、アクネ菌やその他の雑菌が繁殖して、ニキビや肌荒れを起こす原因にもなるので、帰ったらすぐメイクを落として保湿をしましょう。
フェイスマスクでゆっくりリラックスするのもいいですね。でも、寝落ちしないように注意です!
フェイスマスクに記載されている時間以上にしていると逆に肌の水分をフェイスマスクから取られてしまうので、起きておく自身がない時はやめましょう。
スチームを浴びながらのフェイスマスクは気持ちいいのでおすすめです。
やり方をこちらの記事に書いてますのでよかったら読んで下さい。
保湿だけじゃなくイチゴ鼻も改善できるスチーマーナノケアの効果的な使い方
肌荒れ対策その2: 肌に良い『栄養』を摂りましょう
栄養補給で肌の回復促進を目指そう
夜勤中はラーメンやパン、おにぎり等、基本的に炭水化物ばかりを食べて、ビタミンやミネラルなどはほとんどとらないので、栄養のバランスが偏ってしまいます。
肌に必要な栄養素が不足すると肌荒れが起こりやすくなってしまいます。
肌に必要な栄養
・ビタミンAは肌のターンオーバーを促します。
・ビタミンCは皮脂の分泌の抑制やニキビなど肌の炎症に効果的です。肌のうるおいやハリと弾力を与えるコラーゲンの生成をサポートします。
・ビタミンAは肌の潤いを保ちます。
・ビタミンB群は皮脂の分泌をコントロールし、肌のターンオーバーを正常に保ちます。
・ビタミンEは紫外線などの酸化ストレスから肌を守りシワやたるみの原因となる酸化を防ぐ抗酸化作用があります
・タンパク質は肌細胞やコラーゲンをつくる素となって、表皮のターンオーバーを促してくれます。
・鉄分は体内でコラーゲンを合成する際にビタミンCと共に使われます。
食事で補えない場合はマルチビタミンのサプリメントを活用しましょう。プロテインなら手軽にタンパク質を補給できます。
夜勤のおやつ選びに気を配りましょう
夜勤中はついついチョコなどのお菓子を食べてしまいますが栄養のバランスを考えると、マシュマロ、プロテインウエハース、ドライフルーツ、ヨーグルト、フルーツ、アーモンドやクルミ等のナッツ類をおやつにするのがいいです。
私は、お菓子を買って持って行っても肌の事を考えてしまい、結局ナッツやヨーグルトを中心に食べていました。時々はお菓子も食べてたので特にストレスに感じることはなかったです。好きなお菓子と一緒に栄養バランスの良いおやつも持っていくのがおすすめです。
腸内環境を整える栄養を取る事を心掛けましょう
腸内環境が乱れても、肌荒れをおこしてしまいます。バランスの良い食事(和食を食べるのがいい方法)を心掛け、食べすぎを防止しましょう。
乱れてしまった腸内環境は、善玉菌を増やすことで整います。腸内の善玉菌を増やすには、善玉菌のエサになるオリゴ糖や食物繊維を摂るのが効果的です。
乳酸菌やビフィズス菌、酪酸菌などの善玉菌はヨーグルトなどの食品やサプリメントで摂ることができます。整腸剤は腸内環境を正常な状態改善します。
サプリメントや整腸剤を活用するのがおすすめです。
肌荒れ対策:その3『睡眠』を取って肌荒れを防ぎましょう
夜勤後は、テンションが上がって遊びに出かけたくなりますが、肌荒れを防ぐためには、睡眠が必要です。
肌のターンオーバーを促しているのは成長ホルモンで、成長ホルモンは寝ている間に分泌されます。
眠りについてから最初の90分は眠りの中で最も深く、成長ホルモンの分泌が盛んです。
睡眠時間が足りていないと成長ホルモンの分泌量が減少し、ターンオーバーが遅れて肌荒れしてしまいます。
睡眠中に分泌されるホルモンのメラトニンは、老化物質を分解する作用があります。
強い抗酸化力もあるので、体を老化へと進める酸化を抑えてくれます。
スマホやパソコンの画面のブルーライトは、眠気を引き起こす作用もあるメラトニン分泌を妨げてしまうので、寝る前はやめましょう。
睡眠不足は体内時計を調節する自律神経にも影響を与えます。
自律神経が乱れると皮脂量が増え、肌荒れに影響します。腸の働きをコントロールしているのも自律神経なので、腸活の為にも睡眠が必要なのです。
だから、遊びに行くときは睡眠をとってから行きましょう。
夜勤明けで肌が荒れない為の3つの対策のまとめ
保湿して、バランス良く栄養をとって夜勤から帰ったらメイクを落として寝るという対策でした。
夜勤中に保湿するのは他の看護師の目が気になる…って時は、仮眠時間とか、1人になれる時だけでもやってみて下さい。朝の顔の乾燥感が違いますよ。
3つの対策とは関係ないけど、仮眠中は蒸気アイマスクで目の疲れをリセットするとクマの予防になります。
すぐに効果が出る訳ではないので、長く続けれるように出来ることから始めてみて下さい。
肌荒れが治らない時は、合わない化粧品を使っている、メイクがきちんと落ちていない、洗顔のし過ぎというのも原因かもしれません。
スキンケアを見直して肌質に合った化粧品へ変更を検討するのもいいかと思います。
定期購入ではないトライアルセットの紹介記事です。よかったら参考にして下さい。
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