足のニオイ、気になりませんか?
私は人前で靴を脱げない歴 = 看護師歴という感じでした。
もちろん靴も臭い…。辛い悩みです。
お昼休みにペディキュアを見せている人や、ストレッチャー移乗の時に颯爽と靴を脱ぎベッドへ上が
れる人に憧れさえ感じました。
きっと足の臭いで悩んだことなんてないんでしょうね、羨ましい…。
そちら側の人になりたくて、実際試した方法と効果を紹介します。
人前で靴を脱げるようになった私が試した対策です。
臭いの原因により対策も変わってくるので、いろいろ試してみて下さい!
まずは、足が臭くなる原因から説明するので、対策を先に知りたい方は飛ばして読んで下さいね。
足の臭いの原因
足の裏の汗にニオイはほとんどなく、雑菌の繁殖が臭くなる原因ですが、雑菌そのものも臭いません。
繁殖した菌が皮脂や角質を分解する時に発生する物質がニオイの原因になります。
細菌は、温度、湿度、栄養の条件で増殖します。
30〜40度の体温、靴の中は通気性悪くて蒸れる、しかも交代制勤務で常に履きっぱなしです。
角質や皮脂など細菌の餌もあり、靴の中は増殖の条件が揃っています。
体の中でも特に汗をかきやすいのが足の裏といわれて、足の裏には背中の5〜10倍も多い汗腺が集まっています。
そりゃ蒸れるはずですね。
汗の種類
足の汗の成分は主にイソ吉草酸アルデヒド酢酸と言われています。
納豆やチーズのニオイに例えられて、酢酸は酢の主成分なので酸っぱいニオイになります。
まさに、足の臭い!靴下の臭い!ですね。
精神的発汗というストレスの汗は臭くなりやすいです。
看護師はストレスがたまりやすく、緊張で汗をかく場面が多いので、臭い汗をかいてしまいます。
疲労臭というのもあって、アンモニアが内蔵機能の低下により分解されず体内に残り、臭いを発します。
看護師は常に疲労しているので、納得です。
足の臭い対策10選
それでは、足の臭い対策を10つ紹介しますね。
正直、私は効果がいまいちだったのもあるけど、合う人もいるかもしれないので試してみて下さい!
足の臭い対策①:足や爪を石鹸で丁寧に洗う
まずは菌の栄養となる汗や垢を洗い流します。
洗うのはボディーソープよりも石鹸の方が洗浄力があります。
洗っても臭いがとれないのは皮膚にまでニオイがしみついているかもしれません。
新しい皮膚に生まれ変わるまで気長に続けましょう。
しっかり水分を拭き上げて乾燥するまで靴下やスリッパを履かないで下さいね。
ちなみに私が使った石鹸の中で1番効果があったのは、アニセ薬用石鹸です。
足の臭い対策の石鹸で有名なだけあって、臭いが気にならなくなりますよ!
アニセ薬用石鹸に興味がある方は下のレビュー記事を参考にして下さい。
≫≫≫足の臭いに効果あり?アニセ薬用石鹸を実際に使用した私の口コミ体験談!
足の臭い対策②:重曹で角質ケアをする
洗面器にお湯を入れて、小さじ2〜3杯の重曹を加えて10〜15分足浴します。
重曹は皮膚を柔らかくする効果があるので角質が取れやすくなります。
あと、重曹はアルカリ性なので汗の成分の酸性が中和されるので臭いにも効果がありますよ。
詳しい重曹足湯の方法はこちらをチェックして下さい。
≫≫≫足の臭いや角質のケアにおすすめ!重曹足湯の作り方とやり方を紹介します!
足の臭い対策③:ミョウバン水で足を拭く
ミョウバン1g、水25〜30mlを冷蔵庫に3日程置いて時々振って溶かします。
透明になったら原液の完成です。
原液を10倍に薄めて拭くかスプレーに入れて吹きかけて使います。
ミョウバンには、精神的発汗や疲労臭のアンモニアを中和する効果と制汗・殺菌効果も期待できます。
重曹とミョウバンを混ぜると効果がなくなるので、一緒に使わないようにね。
足の臭い対策④:除菌アルコールウエットティッシュで足を拭く
予定外の飲み会で、しかもお座敷!家に帰る時間がない時はこれです。
いくぶんかマシにはなります。
靴下も履き替えると臭いも気にならないレベルになります。
足の臭い対策⑤:足の臭い用のクリームやスプレーを使う
フットクリームは朝晩の2回、清潔な乾いた足に塗ります。
夜勤で足を洗えない時は、除菌シートで拭いてから使いましょう!
フットスプレーは靴下の上から使えるので、臭いが気になった時にサッと使えて便利です。
足の臭い対策⑥:多汗症の治療を検討する
季節に関係なく足の裏にたくさん汗をかくのが原因で足が臭う人は、治療するのを優先した方がいいと思います。
足の臭い対策⑦:蒸れるのでストッキングやタイツは履かない
ストッキングやタイツは通気性が悪いので、靴下を推奨します。
私は、寒い時はレギンスと靴下にしています。
靴下の替えをロッカーにストックしておくと便利ですよ。
足の臭い対策⑧:5本足靴下を履く
コットン、麻、シルクなどの自然素材が吸汗効果があります。
ゆびが分かれているので干すのや履くのが面倒なのが難点です。
足の臭い対策⑨:靴下を履き替える
日勤の時は帰る時に、夜勤の時は帰る時と、あと仮眠前に1回変えています。
特に夜勤の時は足跡が残るくらい湿気るので、靴下の交換は必須です!
足の臭い対策⑩:靴下を除菌用の石鹸で洗う
靴下にも臭いが染み付いている時は、除菌用の石鹸(ミューズとか)か酵素系の洗剤で手洗いしてから洗濯します。
洗っても臭いが気になる時は捨てるようにしているので、仕事用の靴下は安いのを買っています。
靴の臭い対策5選
次に、靴の臭い対策を5つ紹介します。
臭いが付いてしまっている靴には効果がなかったので、新しい靴に交換した時から試してみて下さいね!
靴の臭い対策①:インソールを変える
インソールも2つ買って、交互に使います。
仕事終わりにインソールを取り出して、靴とインソールを乾燥させて次の勤務の時にもう1つのインソールを装着する感じです。
面倒だけど入れっぱなしにしないようにします。
この方法は靴の臭いの抑制に効果がありましたよ。
靴の臭い対策②:靴をローテーションする
靴を交互に変えるのも手なんですが、仕事の時は足に馴染んで履きなれた靴がいいので、インソールの交換を中心にしていました。
仕事以外の靴は、連続して履かないようにしています。
靴の臭い対策③:靴の中に乾燥剤を入れる
100均の靴用の乾燥剤をつかったり、お菓子や海苔の乾燥剤とか何でもいいです。
天日に干して再利用するのは手がかかるので、使い捨てのタイプを使用しています。
靴の乾燥は菌を繁殖させない為に大事です!
靴の臭い対策④:消臭パウダーで靴の臭いをとる
シューズパウダーも効果があります。
帰りに靴の中にパウダーを振りかけておくだけなんで簡単です。
靴下に粉が付いて白くなってしまうデメリットもあるけど、靴下は履き替えて帰るので余り気になりませんでした。
消臭スプレーは即効性はあるけど持続性がないと感じたので、パウダーをおすすめします!
靴の臭い対策⑤:10円玉を入れる
銅イオンには殺菌効果がありますが、お金を靴に入れるのは抵抗があるのでやっていません…。
まとめ
臭いは1日ですぐ消すことはできないので、長く続けられそうな対策を組み合わせて根気強くやってみて下さい。
颯爽と靴を脱げる日を目指して頑張りましょう。